ハマスが、イスラエルによるガザでの集団処刑めぐり捜査要請
(last modified Sun, 24 Dec 2023 11:52:32 GMT )
12月 24, 2023 20:52 Asia/Tokyo

パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスが、「シオニスト政権イスラエル軍はガザで、大きな穴を掘って数十人のパレスチナ人をそこに落とし、彼らを直接銃撃して処刑してから、ブルドーザーでその上に土をかぶせた」としました。

アラビア語ニュースサイト「アラビー21」によりますと、ハマスはイスラエル政権が引き起こしたとされるパレスチナ・ガザ地区の戦場での多数のパレスチナ人処刑という犯罪に関して、国際的な捜査の実施を求めました。

ハマスはこの要請とともに、「去る10月7日から現在までに、ガザ地区の戦場では137件の処刑が報告されている」としています。

イスラエル政権軍当局は、この件に関するフランス通信の問い合わせに対し、回答を差し控えました。

これに先立ち、ガザ地区にあるパレスチナ保健省のガドレ報道官は、「イスラエル政権軍は今週、ガザ北部のジャバリアやその他地域での地上作戦を実施する中、路上で数十人のパレスチナ人を処刑した」と発表していました。

OHCHR国連人権高等弁務官事務所は今月20日、「イスラエル軍が、ガザ地区で無防備なパレスチナ人11人を略式手続き後に処刑したとする報告を受けているが、これは戦争犯罪に相当する」としながら、イスラエル政権に対し、ガザで自軍が引き起こしたであろう戦争犯罪について調査するよう要請しました。しかし、イスラエル政権側はこれらの疑惑を事実無根だとしています。

パレスチナのアルヨウム通信は、テレグラムでガザ地区から送られた写真を公開し、「シオニスト政権は、ガザ地区のインフラを破壊すると同時に、この地区に125の集団墓地を作って、同を大規模な刑務所から最大級の墓地に変えた」と報じました。

 


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