ヨルダン前皇太子が政府内の腐敗を暴露
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ヨルダンの前皇太子、ハムザ・ビン・フセイン(Hamzah bin Hussein)王子が、政府内の汚職や政策の不行き届き、並びに反体制派への弾圧を批判しました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
4月 04, 2021 19:45 Asia/Tokyo

ヨルダンの前皇太子、ハムザ・ビン・フセイン(Hamzah bin Hussein)王子が、政府内の汚職や政策の不行き届き、並びに反体制派への弾圧を批判しました。

BBCが4日日曜、報じたところによりますと、ハムザ・ビン・フセイン王子は動画メッセージにおいて3日土曜、自宅軟禁下にあるものの警護は解かれ、インターネットと電話の回線が遮断されたことを明らかにするとともに、異母兄のアブドラ・イブン・フセイン国王に対する謀略への関与を一切否定し、「自身には国の崩壊はもとより、汚職、そして過去15~20年にわたり統治機構にまん延し、悪化の一途をたどる政策の無能さへの責任はない。責任を負うべきは政府だ」と述べています。

また、自らの友人や側近らが現政権側により逮捕拘束されたとし、「国側はもはや、逮捕や脅迫、迫害されないために、誰もが一切自分の意見を表明できない事態にまで至っている。この流れが続けば、ヨルダンの人々の生命や子供たちの未来が危険にさらされるだろう」としました。

さらに、ヨルダンの「政治体制」は、「国民1000万人の命や威厳、未来よりも、私的かつ経済的な権益や汚職の方が大切」だと考えていると非難し、「残念ながらこの国は汚職や縁故主義、悪政に阻まれるようになり、希望が壊されたり失われたりしている」と語りました。

メディア筋は3日土曜夜、クーデター容疑でヨルダンの高官、国王の兄弟などの王族、サウジアラビア市民1人を含む多数が逮捕された、と報じています。

ハムザ王子は、故フセイン1世と米国人の妻ヌール王妃の長男で、異母兄のアブドラ国王と公式には良好な関係にあり、部族の指導者らと親密な関係を築いています。

アブドラ国王は1999年、フセイン1世の遺言通りハムザ王子を皇太子に任命したが、2004年に解任し、代わりに自身の長男フセイン・ビン・アブドラ王子を任命しました。

こうした中、ネッド・プライス米国務省報道官は、ヨルダン情勢を注視しているとして、「ヨルダン国王はアメリカの重要なパートナーであり、アメリカの完全な支持を受けている」と表明しました。

なお、米紙ワシントン・ポストは西アジアで活動する情報機関高官の話として、ハムザ王子の自宅軟禁は、王室関係者いわく「複雑かつ大規模な策略」が発覚したことに続くものだ、と報じています。

 

 

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