故モハメド・アリ氏のスケッチ類、計1億円で落札
10月 07, 2021 18:39 Asia/Tokyo
ボクシング・ヘビー級の元世界王者、故モハメド・アリ氏が生前手掛けたスケッチや絵画が競売に出品され、合計94万5524ドル(約1億円)で落札されたことがわかりました。
CNNによりますと、1978年にフェルトペンで描かれた「ハチのように刺す」というタイトルのスケッチは、落札予想価格の4万〜6万ドルを大幅に上回る42万5312ドルで落札されました。
このスケッチでは、試合に勝利したアリ氏が両腕を頭上にあげ、敗北した対戦相手を見下ろしているほか、審判がリンクから逃げ出している様子が描かれています。
倒れたボクサーの頭上にある吹き出しには「審判、彼はチョウのように舞い、ハチのように刺した!」というセリフが書かれています。
他にも、米国旗と赤いハートを描いた79年の絵画が15万312ドルで落札されました。
モハメド・アリ氏は3度ヘビー級王者となり、史上最高のボクサーのひとりとされています。2016年に32年にわたるパーキンソン病との闘病の末、亡くなりました。
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