不正疑惑の韓国元慰安婦支援団体 定例集会でメディア批判
6月 10, 2020 18:51 Asia/Tokyo
不正会計疑惑などが持ち上がっている韓国の元従軍慰安婦を支援する市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連)が10日、同団体に対する取材競争を繰り広げてきたメディアを強く批判しました。
韓国のヨンハプ通信によりますと、正義連のイ・ナヨン理事長は同日、ソウルの日本大使館前で開かれた従軍慰安婦問題の解決を求める定例の「水曜集会」で、6日に亡くなった正義連の運営施設の所長を追悼し、「故人の死後、メディアによるあらゆる予断や憶測、無分別な疑惑提起、責任転嫁、個人情報特定、遺族や活動家への無分別な接近や違法撮影が依然として続いている」と述べました。
一方で集会参加者は、日本の謝罪や補償などの問題が解決されるまで水曜集会を続ける意向を示しています。
同日の集会を主管した韓国女神学者協議会は声明で、「われわれが被害当事者でないにもかかわらず旧日本軍の性奴隷問題に対し声を上げることができるのは、この問題が単なる被害者個人と加害者たちの間で起きたことではないためだ」とした上で、水曜集会をやめることはできないと主張しました。
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