インドネシアの環境活動家ら、日本支援の火力発電所計画の中止を訴え
10月 05, 2021 19:58 Asia/Tokyo
インドネシアの首都ジャカルタにある日本大使館前で4日月曜、環境活動家らがデモを行い、同国インドラマユの石炭火力発電所拡張計画に日本政府が円借款で支援していることに関し、支援の中止を訴えました。
時事通信によりますと、このデモには、日本のアニメキャラクター・セーラームーンや仮面ライダーに扮したコスプレをした環境活動家や、農民らが参加しました。
参加者らは、「岸田さん、発電所の拡張をやめて」などと書かれたプラカードを掲げ、岸田首相の名前を挙げて日本の支援の中止を求めました。
そして、114カ国1万人が署名したという請願書を日本大使館に提出しました。
インドラマユ石炭火力発電所の拡張計画には、日本政府が円借款で17億円を拠出していますが、地元住民の反対や裁判所の認可取り消しなどにより、事業は遅れています。
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