中国四川省の三星堆遺跡で、青銅製の像が発見
(last modified Sat, 25 Dec 2021 10:07:45 GMT )
12月 25, 2021 19:07 Asia/Tokyo

専門家によりますと、最近中国四川省の三星堆遺跡で発掘された遺物が、本来はかなり大規模なブロンズ像だった可能性があるとされています。

中国国営テレビCCTVによりますと、この遺跡は1986年に四川省徳陽市広漢市の三星堆で発見された、長江文明に属する古代中国の遺跡の一つです。

発掘にかかわった中国の考古学チームのメンバーの1人は、竜の形をしたトラの頭のついた像を示しながら、「竜の形は少々奇妙である。頭は丸い耳と長い角を持つ虎の頭のような感じだ。これらは瞳である。またその口も特有であり、ナイフのようなものが入った感を受ける。今私たちに面しているのは竜の脇だ」と説明しました。

続けて、「これは、神聖なる木の上の竜に少し似ており、また竜の体も上を向いている。この像は完全には発掘されておらず、竜の形をしたブロンズ像は、より大きな像の基部または下部である可能性がある」としています。

最後に、結論として「全体的な観点から、この2つの発掘物は、最終的には互いに関連性があり結合するかもしれないため、それぞれが1つの像の違う部分である可能性が非常に高くなる。もっとも、現時点ではこれはあくまでも憶測の域を超えない」と結びました。

 

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