イランの代表的非石油系輸出品・ピスタチオ
12月 18, 2022 15:36 Asia/Tokyo
ピスタチオは、イランの非石油輸出品の中で最も重要な品目のひとつです。
イランの果実品輸出による外貨収入の半分は、ピスタチオで占められています。 2021年にイランから諸国へ輸出されたピスタチオの総額は、9億1500万ドルでした。
イラン国内のピスタチオ栽培面積は約53万4000ヘクタールとなっており、毎年30万トン以上がそこから収穫されています。
イランのピスタチオは世界的にも、栽培面積で第1位、生産量で第2位を誇ります。
イランの主要なピスタチオ園は、南東部のケルマーンおよびスィースターン・バルーチェスターン、東部の南ホラーサーンおよびセムナーン、北東部のホラーサーン・ラザヴィー、南部のファールス、中部のヤズド、マルキャズィーおよびイスファハーン、首都テヘラン、その南方にあるゴムや西方にあるカズヴィーンといった、中部以東の各州にあります。