イラン・ロシア外相が電話会談、ロシア国内一部地域情勢めぐり
6月 25, 2023 16:18 Asia/Tokyo
イランとロシアの外相らが電話会談を行い、両国間関係の最新状況やロシアの一部地域の情勢に関して意見交換を行いました。
イラン外務省によりますと、同国のアミルアブドッラーヒヤーン外相は24日土曜、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相との電話会談で、隣国かつ友好国であるロシアを含むすべての国における法の支配を支持するとともに、外国の内政干渉を批判し、ロシアの状況を完全に国内問題とみなし、ロシアがこの段階を切り抜けるよう希望すると表明しました。
これに対し、ラブロフ外相も、ロシアのプーチン大統領の発言に言及し、国家の領土保全に対する法の支配の完全な適用を強調するとともに、「我が国は、速やかにこの状況を克服するだろう」と述べています。
そして、ロシアとイランの関係レベルを査定評価し、両国間の一連の合意を今後も追跡すると強調しました。
今月23日夜、ロシアの民間軍事会社ワグネルの代表プリゴジン氏は声明を発表し、同社の拠点がロシア軍の攻撃を受けたと主張しました。
プリゴジン氏によりますと、ワグネルの拠点がミサイル攻撃を受け、多数の犠牲者が出たということです。
しかし、ロシア武装軍および、同国のそのほかの政府系組織はプリゴジン氏のこの主張を否定し、反逆的なワグネルの指揮官は有罪と認定されたとしました。
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