「ミャンマーの虐殺は新たな人道上の悲劇だ」
9月 03, 2017 21:02 Asia/Tokyo
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イランのアミールアブドッラーヒヤーン国際問題担当国会議長特別顧問
イランのアミールアブドッラーヒヤーン国際問題担当国会議長特別顧問が、ミャンマーにおける少数派のイスラム教徒の虐殺は、新たな人道上の悲劇だとしました。
アミールアブドッラーヒヤーン特別顧問は3日日曜、ツイッターで、「ミャンマーのイスラム教徒は、緊急の人道支援と、政治的、国際的な支持を必要としている」としました。
イランのザリーフ外務大臣も、先月30日、ミャンマーのロヒンギャ族のイスラム教徒に対する暴力の継続に国際社会が沈黙していることに懸念を表明し、ミャンマーでの民族浄化を防ぐための国際的な措置が急務だとしました。
およそ2週間前に始まった、ミャンマー西部ラカイン州における、軍のイスラム教徒に対する新たな攻撃により、数十名が死亡し、数千人が住む家を捨て、バングラデシュに避難しています。
ミャンマーには100万人以上のイスラム教徒が住んでいますが、ミャンマー政府は彼らに市民権を与えていません。
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