イラン原子力庁報道官、「わが国の原子力産業を核合意前の状態に戻す可能性あり」
3月 12, 2019 15:06 Asia/Tokyo
イラン原子力庁のキャマールヴァンディー報道官が、「ウラン濃縮や重水を含めたわが国の原子力産業を、核合意前の状態に戻す可能性がある」と語りました。
キャマールヴァンディー報道官は11日月曜、ラジオのインタビューで、「イランは、必要な場合には自国の原子力産業において新世代型の遠心分離機を使用するだろう」とし、「来月9日に、わが国の原子力産業の成果・業績が公開される見込みだ」と述べています。
また、「わが国の原子力産業は、全速力で前進している」としました。
さらに、イランの核合意遵守を確認する内容のIAEA国際原子力機関の報告に言及し、「核合意の全ての関係国は、この合意に定められた自国の取り決めを守るべきだ」と語っています。
IAEAは、先月22日にイランの核合意遵守を確認する内容の14回目の報告を発表しました。
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