イランの複数の銀行が、世界の銀行ランキングの上位10傑にランクイン
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イランの銀行
毎年、世界最大の銀行ランキングトップ1000を発表している、権威ある英誌「ザ・バンカー(The Banker)」が発表した最新の銀行番付によれば、イランの3つの銀行がイスラム系銀行の国際ランキングの上位10傑に入っていることが明らかになりました。
イルナー通信によりますと、「ザ・バンカー」誌は2018年における純イスラム系、あるいはこれに準じる金融機関の資産の増加率を調査し、その結果イランからはガルゾルハサネ・メフル銀行、トウセエイェ・サーデラート銀行、そしてギャルデシュギャリー銀行の3行が、イスラム法に合致した資産の増大の点で、世界で優秀な銀行・金融機関の上位10傑にランクインした、ということです。
ガルゾルハサネ・メフル銀行は完全なイスラム系銀行として、イスラム法に合致した資産が61.1%、すなわち38億7800万ドルも増加し、世界の完全なイスラム系銀行全体のうちの3位につけました。
また、トウセエイェ・サーデラート銀行も、60.05%すなわち68億5500万ドルの資産の増加により、同じランキングで4位となっています。
そしてギャルデシュギャリー銀行は52%、すなわち63億1200万ドルの成長率で、総合7位に入りました。
「ザ・バンカー」によれば、このランキングにおける首位はトルコの国営ジラート銀行で、2位はアルジェリアのアッサラーム銀行となっています。
なお、資産の増大に関する世界10大純イスラム系銀行・金融機関のランキングにはトルコ、アルジェリア、イランに加えて、クウェート、バングラデシュ、スーダン、オマーン、シリアの各国からそれぞれ1行ずつがランクインしています。
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