イラン統合参謀本部議長、「核合意の約束不履行国はフセイン政権の対イラン攻撃の支持者」
9月 24, 2019 20:34 Asia/Tokyo
イラン統合参謀本部のバーゲリー議長が、取決め内容を履行しない核合意の残留国は、イラクの元サッダーム・フセイン独裁政権のイラン攻撃の支持国だった、としました。
バーゲリー議長は24日火曜、イラン国会において、「フランスやイギリスなどのヨーロッパ諸国はイラン攻撃のため、サッダーム・フセイン政権に兵器を供与し、同政権を政治的に支持し、ドイツも同政権に化学兵器を供与した」と述べました。
また、「イラクからわが国に仕掛けられた8年間に渡る戦争において、イラン国民は抵抗により敵軍を自国の領土から撤退させた」とし、「テログループに対するシリア国民の8年間に渡る抵抗、レバノンの平穏と安定、サウジアラビア主導のアラブ連合軍の攻撃へのイエメン国民の抵抗もまた、サッダーム軍に対するイランの聖なる防衛を模範としたものだ」と語りました。
さらに、敵はイランへの直接侵略に希望が持てず、それを恐れていると強調すると共に、「イランへの敵の侵略の結果は、彼らの消滅や捕虜となること以外の何物でもない」としました。
バーゲリー議長はまた、「イランは地域のいずれの国とも敵対していない」とし、「イランに対し陰謀を企てているサウジアラビアやアラブ首長国連邦は、進路に迷っており、イスラムに立ち返り、イランと協力すべきだ」と語りました。
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