定期検査中の関西電力・高浜原発4号機は、原子炉内の圧力を調整する弁周辺の温度が設定値よりも高くなっていたことから、原子炉の起動を中止しました。
NHKによりますと、21日午後4時半ごろ、高浜原発4号機で警報が作動したということです。警報は、事故などがあった際に原子炉内の圧力を調整する「加圧器」に取り付けられた弁の周りの温度が設定値よりも高くなっていたことが原因でした。
関西電力は、このトラブルによる作業員の被ばくや周辺の環境への影響はないとしています。
高浜原発4号機は営業運転再開に向けて定期検査中でした。
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