名護市の米軍基地前に置かれた新基地反対オブジェ、何者かに壊される
6月 28, 2023 20:37 Asia/Tokyo
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米軍基地前に置かれたオブジェ
沖縄県名護市辺野古の新基地建設反対への意思表示として、米軍キャンプ・シュワブのフェンス沿いに市民が設置していたオブジェが28日水曜朝、提供施設の範囲を示すイエローラインの外に出され、壊されているのが確認されました。
沖縄の地元紙・沖縄タイムスによりますと、オブジェをつるしていた支柱が枠から外れ、落ちたオブジェの先が枠の下に挟まっていました。
通り掛かった男性によると、このオブジェは少なくとも日本時間の28午前7時過ぎには壊されていたということです。
オブジェを設置したのは、泡瀬干潟を守る連絡会事務局次長の屋良朝敏さん(73)です。
この問題について、沖縄防衛局は「(オブジェの設置は)提供施設内で認められない」として撤去を求めていましたが、屋良さんは「表現の自由の範疇(はんちゅう)」として拒否していました。
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