サウジ軍が連日の停戦違反 イエメンを攻撃
7月 27, 2020 16:42 Asia/Tokyo
イエメンの軍事筋は、サウジラビア主導のアラブ連合軍が、イエメン西部港湾都市フダイダで連日のように停戦違反を繰り返していることを明らかにしました。
イルナー通信が27日月曜、伝えたところによりますと、イエメンの軍事筋は、サウジ主導アラブ連合軍は過去24時間にフダイダ州各地を攻撃し、105回以上も停戦違反を繰り返している、としました。
アラブ連合軍はこの期間に23回に渡り、フダイダ州に対する砲撃を行っています。
また、この数時間内にサウジ軍の戦闘機が中部マーリブ州や北部ジャウフ州を含むイエメン各地を爆撃しました。
スウェーデン・ストックホルムで成立したイエメンとサウジの代表団の合意により、2018年12月18日からフダイダでの停戦が実施されていますが、サウジ側は連日のように停戦違反を繰り返しています。
サウジアラビアは、2015年3月からアメリカの支持を得て、アラブ首長国連邦など複数のアラブ諸国と共にイエメンを攻撃し、全面的に封鎖しています。
この攻撃により、1万6000人以上のイエメン人が死亡、数万人が負傷し、また数百万人が難民となっています。
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