ヨルダン、「占領下聖地の宗教施設に対するイスラエルの主権はない」
May 11, 2022 17:06 Asia/Tokyo
アイマン・サファディ・ヨルダン副首相兼外務・移民相が、「シオニスト政権イスラエルには、自らが占領するパレスチナの聖地ベイトルモガッダス・エルサレム内の宗教施設への主権は一切ない」と語りました、
ベネット・イスラエル首相は閣僚会議において、「イスラエルは、外国のいかなる見解も関係なく、聖地に対する統治権を有しており、この聖地および同市内のアクサーモスクに関するすべての決定は、イスラエルが行う」と表明しています。
レバノンのアルマヤーディン・テレビが11日水曜、報じたところによりますと、サファディ・ヨルダン外相は、「聖地は、占領されているパレスチナ領土であり、占領政権としてのイスラエルには、アクサーモスクに対する統治・管轄権は一切ない」と表明しました。
また、「占領されている聖地は、パレスチナという国の首都である」とし、「イスラム教やキリスト教の神聖さにおける法的な事実や史実の改変をもくろむ一切の工作は、危険な火遊び同然であり、イスラム教徒の感情を逆なでし、地域をさらなる緊迫化へと掻き立てることになる」と語っています。
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