フィリピンが南シナ海における中国との対立の解消を強調
7月 13, 2017 19:22 Asia/Tokyo
フィリピンのドゥテルテ大統領が、友好関係により、南シナ海におけるフィリピンと中国の対立を解消すると強調しました。
イルナー通信によりますと、ドゥテルテ大統領は12日水曜、フィリピンの国境と海の権利を守る責務を強調し、友好関係により、南シナ海における対立を解消することに期待感を表明しました。
また、フィリピンの敵は、他国ではないとして、フィリピンは独立した外交関係により、地域で大きな影響力を有しているとしました。
2016年、常設仲裁裁判所は、南シナ海の領有権をめぐるフィリピンと中国の対立に関して、フィリピンに有利な法的見解を表明しました。
中国はこれを不当だとして、地域の領有権に強いこだわりを見せています。
中国は、そのほか、ブルネイ、マレーシア、台湾、ベトナムとも、南シナ海をめぐり対立しています。