米オハイオ州の学校で、濃縮ウランが発見
May 15, 2019 14:38 Asia/Tokyo
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アメリカの学校で発見された濃縮ウラン
アメリカ・オハイオ州の学校で濃縮ウランが発見されたことを受け、州当局は学業年度の途中でこの学校の休校に追い込まれました。
アメリカの週刊誌ニューズウィークの電子版によりますと、オハイオ州の学校で濃縮ウランが発見されたことを受け、同校の在校生320人と教職員・用務員ら25人が、学業年度の途中で修学・業務の中止、休校に追い込まれたということです。
オハイオ州パイクトンにあるZahn's Corner中学校で、核反応により生成されるネプツニウム237が発見されました。
専門家らは、この物質の放射能汚染度の調査に取り掛かると同時に、同校の休校が長期化する可能性があるとしています。
濃縮ウランの出どころはまだ究明されていませんが、在校生徒らがガンを発症する可能性について懸念が高まっています。
一部の地元住民は、この学校に問題の核物質が持ち込まれた原因が、この学校から3キロ強離れたポーツマス市のガス工場にあるのではないかとしています。
この施設はかつて、アメリカの原子力エネルギーや核兵器にも使用される濃縮ウランを生産していましたが、2001年以降この工場での濃縮作業は停止されていました。
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