12月 06, 2022 15:05 Asia/Tokyo

WFP世界食糧計画が、冬にアフガニスタンの人々が迎える状況について懸念を示しました。

アフガニスタンの人々

 

数百万人が食糧不足や死の危険にさらされているアフガニスタンの人々の窮状については、複数の国際人道機関が常に警告していますが、アメリカは、自国銀行内にあるアフガニスタンの資産を凍結解除しようとはしていません。  

各種の調査に基づけば、アフガン人全体の80%が貧困、物価高騰、必需品の不足のために、冬に十分な暖房機器を使用できない状態にあります。

WFPも、今冬にアフガニスタンの人々の貧困状況が数倍悪化し、それに伴って他の問題も増加すると警告しています。

WFPアフガニスタン支部のスポークスマンは、現在アフガンの総人口の半分に相当する約2000万人が食糧不足に直面していることを明らかにしました。

そして、「経済危機が始まって以降のアフガンの困窮の規模は、干ばつや戦争の影響などにより、これまでにないものとなっている。寒い季節が来れば、この困窮はさらにひどくなるだろう」と指摘しました。

アメリカは、2021年8月に現支配勢力・タリバンがアフガンを掌握したことを口実に、同国の人々の資産100億ドルを凍結しています。

 


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