イラン最高指導者が、サイバー空間のかく乱因子と密輸に厳格な対処を要請
4月 29, 2019 16:18 Asia/Tokyo
イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が警察に対し、サイバー空間のかく乱因子と密輸への厳重な対処を求めました。
ハーメネイー師は28日日曜、イランの警察隊の幹部や司令官らと会談し、「警察は、サイバー空間の安全をかく乱する因子や密輸と徹底的に戦う必要がある」と語りました。
また、サイバー空間の安全確保に関して、「今日、サイバー空間は人々の生活において大きく広まっている。重要な利益であると同時に大きな危険をも伴うものだ」と指摘しました。
さらに、安全確保は経済の活性化に向けた必要な要素だと強調し、生産の活性化の実現を阻む元凶の1つとして密輸を挙げました。
ハーメネイー師はまた、警察にとってもう1つの重要な責務に武器売買の阻止を挙げ、「アメリカなど一部の国では、武器製造企業というマフィアの利益となるよう、武器の売買は自由になっている。これがそれらの国の国民に問題を引き起こしている。だが、わが国ではその種の問題は存在しない。武器の売買は禁止されており、サイバー空間をはじめあらゆる場所においてこれが阻止されねばならない」と語りました。
ラジオ日本語のフェイスブックやユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://www.facebook.com/ParsTodayJapanese
http://youtube.com/channel/UCXfX6KY7mZURIhUWKnKmrEQ