世界銀行、「ベイルート港湾での爆発による被害額は80億ドル」
9月 01, 2020 19:11 Asia/Tokyo
世界銀行は、最近レバノン・ベイルート港湾で発生した大爆発による被害額が67億ドルから81億ドルと推測されていることを明らかにしました。
フランス通信によりますと、世界銀行は31日月曜、報告の中で、「レバノンは、現時点で約6億500万ドルから7億6000万ドルの緊急支援を、さらに来年向けに11億8000万ドルから14億6000万ドルの資金援助を必要としている」と表明しました。
世界銀行のこの推測によれば、レバノンでは運輸、住宅、文化といった部門が最も支援を必要としている、ということです。
この報告ではまた、ベイルート港湾での爆発による経済面での主な悪影響として、資本の欠如、通商取引での混乱や国家収入の減少などが挙げられる、とされています。
先月4日火曜にベイルート港湾内の爆発物が保管されていた倉庫の1つで火災が発生し、これが隣接する硝酸アンモニウム保管庫に引火し、爆発しました。
レバノン公衆衛生省によりますと、この事故で190人が死亡、ほか6500人以上が負傷したとされています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ