プーチン氏が国連・西側メディアを批判、「ロシアに偏見」
12月 08, 2022 15:35 Asia/Tokyo
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が、国連をはじめとする国際機関や西側メディアが反ロシア的な偏見を持っているとして非難しました。
フランス通信によりますと、プーチン氏は7日水曜、テレビ放送されたロシア人権委員会の年次総会で、去る2月24日に同国がウクライナで特殊軍事作戦を開始して以降、国連や国連人権理事会、欧州評議会、人権団体は「(ロシアを)冷笑するような偏見を示し始めた」と述べています。
その上で、「これらの組織は自らに課せられた規定方針を果たせていないことになる」と批判しました。
そして、「明らかな偏見のために、わが国は一部の組織から脱退せざるを得なかった」「人権(尊重)の原則の下で、国家主権が踏みにじられ、政治や金融経済、イデオロギー面での西側支配が正当化されようとしている」と語っています。
また、外国メディアはウクライナでの軍事作戦に関する「卑劣なフェイクニュース」や「見え透いたうそ」を広めていると非難しました。