米F15ストライクイーグル戦闘機が、核爆弾投下訓練を実施
11月 24, 2021 18:50 Asia/Tokyo
米空軍の複数のF-15E「ストライクイーグル」戦闘機が最近、核爆弾投下のための各種レベルでの準備の度合いの評価を目的とした訓練を実施しました。
米国の複数のF-15Eストライクイーグル戦闘機が、同国空軍の核兵器システム評価プログラムの下、核爆弾の投下訓練を行っています。
米アイダホ州のマウンテンホーム空軍基地から米軍第391飛行隊所属の戦闘機は、演習中に3B-61および4B61型核爆弾の投下を実施しました。
B-61型核爆弾は冷戦以降、米国の核兵器の中で最も重要で一般的な核兵器とされ、爆発力をTNT換算で0.3キロトンから340キロトンの規模に調整できるとともに、高速の戦闘機から発射されるように設計されています。
米空軍の発表によりますと、この演習は、さまざまな米空軍任務においてF-15イーグル戦闘機が恒常的に大きな役割を果たしていることを示しています。
米軍は最近、飛行部隊としてヨーロッパに配備されることになっていた2機の米空軍F-35ライトニング戦闘機が、NATO北大西洋条約機構の抑止任務遂行能力の確認を目的に演習用核爆弾の投下を行い、転換期を乗り越えたことを明らかにしました。
米国は世界で唯一、これまでに原子爆弾を使用したことのある国です。
1945年8月6日、米国は世界初の原子爆弾を広島に投下してこの町を破壊し、14万人を殺害しました。
その3日後、米国は長崎市に2発目の爆弾を投下し、さらに7万人が死亡しています。
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