オバマ大統領の広島訪問
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広島に原爆が投下されてから70年が経過し、ついにアメリカの現職大統領が人類に史において最も恐ろしい爆弾が落とされた場所に献花しました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
May 27, 2016 21:38 Asia/Tokyo
  • オバマ大統領の広島訪問

広島に原爆が投下されてから70年が経過し、ついにアメリカの現職大統領が人類に史において最も恐ろしい爆弾が落とされた場所に献花しました。

アボルファトフ解説員

オバマ大統領は戦後70年、広島を訪問した初めてのアメリカ現職大統領となりました。オバマ大統領は広島で献花する前、「空から死が降ってきて、世界が変わった」と述べました。

人類史は、その当初から恐ろしい殺戮にあふれてきました。さらに歴史の中には人間の死を命じる残酷な征服者が存在しました。こうした中、1945年8月6日、広島に原爆が投下され、数分のうちに多くの住民が命を落としました。この日、アメリカの爆撃機は史上最も破壊的な爆弾を広島に投下し、これにより14万人が死亡しました。

この恐ろしい出来事から70年以上が経過し、現在、オバマ大統領は広島を訪問し、原爆死没者慰霊碑に献花しました。しかしアメリカ政府としてこの犯罪に関して謝罪しようという意志は示されませんでした。オバマ大統領は広島訪問の数日前、原爆投下の指示を出した当時のトルーマン大統領を暗に擁護し、「指導者は戦争の中で、あらゆる決定を下す」と述べました。歴史家の多くが、日本の2つの都市への原爆投下は、軍事的な必要性はなく、この爆弾の投下がなくても日本は降伏していただろう、という見解で一致しています。

いずれにせよ、オバマ大統領は広島で献花する前に述べたように、空から死が降ってきて、 世界が変わりました。

歴史の中には多くの転換点が存在します。そのひとつが1945年8月6日の出来事です。その日の朝まで、世界は複数の大国の間で、ほぼ均等に分けられていました。それらの大国は、地球のさらに広い部分を支配するために互いに武力を用いていました。広島に原爆が投下された8月6日の午前8時15分、世界は変わりました。そのときから世界は、アメリカの核兵器の威力に注目することになりました。アメリカはこれにより世界を一極支配の時代に導き、これは4年後、つまりソ連が最初の核実験を行うまで続きました。そのときから現在まで、世界は核戦争と死の恐怖におびえながら暮らしてきました。

広島への原爆投下から時が経過すればするほど、アメリカはパンドラの箱を開けることで、日本人数万人を死に追いやっただけでなく、世界全体に災いをもたらす存在であることが明らかになっています。